『好転反応』とは?
整体に行って好転反応という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
好転反応とは文字通り、状況が良い方向に向かう反応のことをいいます。
物事は何でもそうですが、悪い物が良い方向へ向かうときには必ずと言っていいほど、膿が出ます。この膿が体中に出ている反応の事を整体では好転反応と言います。
例えば
治療を行った翌日に身体が怠くなった。熱が出た。筋肉痛になった。などの症状が出た経験はないでしょうか?
この時期は、施術をすることにより身体の中に溜まっていた膿(毒素)が流れ出している時期になります。
多くの場合、2、3日もすれば怠さなどの症状は治まり、以前よりも楽になっているはずですが、2、3日しても症状が改善されない場合や悪化してしまった場合は病院を受診されることをお勧めします。
また、無資格者による激しい整体やマッサージを受けると筋繊維を破壊したり関節面を剪断してしまったりと余計に身体を悪くしている場合があるので十分ご注意下さい。
好転反応は症状が重ければ重いほど出やすくなる
いわゆる膿が多く溜まっているとそれを外に出すのに時間が掛かります。
この好転反応が出たらどうすれば良いのでしょうか?
まずゆっくりと休養をとって下さい。
そして、身体の中にある膿(毒素)を身体の外に出さないといけません。
水分をしっかりととり尿や汗で外に出すことが出来ると大変良いと思います。
日頃から元々の基礎代謝を上げるために適度な運動をすることや、サウナや入浴も効果的であります。
そもそも基礎代謝が良よく程よく筋肉がある人はこのような反応が起こりにくく、そして痛みが出ているという事もありません。
痛みが出ているという事は身体に正しく動いていない場所があるという事の裏返しでもあります。
正しく動いていない所に筋緊張や老廃物が蓄積されるからです。
例えば自転車生活をしているのであれば歩いてみたり、エスカレーターをよく使うのであれば、階段を使うなどの少しの意識を変えるだけでもかなり変わって来るでしょう。
毎日の積み重ねが大事なのです。
今日1時間運動したから3日休むなど極端な運動の仕方をするのではなく、無理なくできることを少しづつ積み上げていくという感じですね。
ここまでいわゆる整体での好転反応についてお話ししましたが、しっかりとした術者であれば、施術の後にこのような症状が出るかもしれませんと言った説明があると思います。
従って、ちゃんと時間をとってあなたの現在の状態と今後起こりうる事態についてしっかりと説明してくれる先生に施術してもらいましょう。